~金融豆知識~第二弾
口座の種別の違いってなに?
普通預金、定期預金、当座預金ってあるけどこの差ってなんでしょう?
あんまり気にしたこのないこの違い気になる時ありませんか?
今ではあんまり差が感じられないですが、実はきちんと違いがあるんです。
〇使い方の違い
普通預金
・引き出しも預け入れもいつでもできる口座でキャッシュカードや今ではネットを通じて振込も行えます。
定期預金
・一定期間は引き出せない預金で、満期日まで原則として引出しが出来ません。そのため普通預金よりも金利がいいです。
・貯蓄口座
金額が一定金額を超えると金利が高くなることがあります。お金の出し入れは自由に出来ますが、自動引き落とし等には利用できない口座です。
※現状では、普通預金と同様の金利で、金額が増えても金利が変わることはないので、あまり機能していないといえます…
当座預金
・手形や小切手の支払いのための口座で、基本的には商業利用の口座になります。また、利息が付かない口座になります。現在の大きな特徴は金融機関が破綻した場合でも全額保護されることがあげられます。口座の開設には審査が必要です。
※番外編(預金保険制度)
預金保険制度ってご存じでしょうか?所謂ペイオフというものです。
簡単に言うと、もしお金を預けている金融機関が破綻した場合に保障をしてくれる制度です。当座預金であれば全額保護してもらえますが、その他の種類の場合1金融機関あたり1000万円までが限度額になります。
なので、もし1200万円預けているA銀行が仮に破綻した場合200万円は保護されない事になります。
(絶対に返ってこないわけではありません。あくまでも保護されないという事です。)
万が一の場合には、一つの金融機関に集約していることもリスクになるかもしれないという事ですね。気を付けましょう!
金利の差(メガバンク参照)
口座種類 | 利率 |
普通預金 | 0.001% |
定期預金 | 0.002% |
当座預金 | 0% |
貯蓄口座 | 0.001% |
ほとんど違いがありませんね…(^-^;
バブル崩壊前では、普通預金の金利は2%程度、定期預金は6%程度ついていた時代もありました。その時代であれば、この違いを利用されているかと思いますが、
バブル崩壊、リーマンショック後には、現在のような低金利水準になっているためほとんどの方が普通預金を利用されているんです。
銀行にお金を預けていれば増えるという時代は戻ってくるのでしょうか?…
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